増配を狙え!配当金で資産を育てる最強戦略とは?
増配を狙う
「株を買うなら、増配する銘柄を狙え!」
これは、長期投資家の間ではもはや常識となりつつある考え方です。配当金は企業から投資家への“ご褒美”のようなもの。でも、その“ご褒美”が年々増えていく企業を持っていたら…?配当金だけで将来の生活を支えられる日も夢じゃありません。
今回は、「増配を狙う投資」の魅力と、具体的な銘柄選びのコツについて解説します。
■ なぜ増配株が人気なのか?
増配とは、企業が前年よりも配当金を増やすことを指します。たとえば、1株あたり50円の配当が翌年に60円になる、というイメージです。
増配する企業には共通点があります。
- 安定した利益を出している
- 将来の成長見通しがある
- 株主還元に積極的
つまり、「増配=企業の好調サイン」とも言えます。そんな企業に投資すれば、株価の上昇も狙えるうえに、もらえる配当も年々アップするという“二重取り”が期待できるのです。
■ 増配株投資の魅力
✅ 1. 配当金が雪だるま式に増える
増配が続けば、何年も保有しているだけで配当収入が右肩上がりになります。
5年、10年先を見据えた「未来の収入源」を育てられるのです。
✅ 2. 株価も上昇しやすい
増配を発表すると、市場では「好材料」として受け取られることが多く、株価が上がる傾向があります。配当狙いだけでなく、値上がり益も期待できます。
✅ 3. インフレ対策になる
インフレで物価が上がっても、増配企業の配当も増えれば相殺できます。現金を眠らせるより、成長企業に投資しておく方が賢明です。
■ 増配株の見つけ方
初心者でも簡単に探せるポイントを紹介します。
チェックポイント | 内容 |
---|---|
増配実績 | 過去5〜10年連続増配しているか |
配当性向 | 40〜60%が目安(高すぎると危険) |
営業利益の推移 | 安定して伸びているか |
自己資本比率 | 財務が健全かどうかの指標(40%以上が理想) |
■ 日本で狙いたい注目の増配株(例)
※2025年7月時点で注目されている企業例です。
- 花王(4452):30年以上の連続増配実績を持つ“配当王”
- JT(2914):高利回り+近年は増配傾向に復帰
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)