節約
家計簿を見てため息をつき、「外食してないのに…」「特別贅沢してないのに…」と感じている人はとても多い。実は、食費が落とせない最大の理由は“意識しない支出”です。コンビニでのちょい買い、仕事帰りの惣菜、喉が渇いて買うペットボトル。ひとつひとつは数百円。でもこれが毎日積み重なると、月に数万円になります。怖いのは、本人がほとんど自覚していないこと。もう一つの原因は「疲労」。疲れていると自炊が面倒になり、外食やデリバリーに頼りがちになります。これは意志の弱さではありません。人は疲れると判断力が下がり、“楽な選択”を自然としてしまう生き物です。さらに、「安く済ませよう」と思って選んだ加工食品や出来合いのものが、実は割高というケースも多い。便利さには、必ずコストが含まれています。ではどうすればいいのか。まず完璧を目指さないこと。いきなり月1万円削ろうとしなくていい。最初は「週に1回だけ自炊」「飲み物は家から持つ」など、小さなルールで十分です。次に、“固定メニュー”を作ること。迷う回数が減ると無駄買いが減ります。例えば朝は同じ、昼は簡単、夜は2〜3パターン。この仕組み化だけで、食費は自然と下がります。そして一番大切なのは、「食費=悪」だと思わないこと。食は心と体の土台です。無理に削りすぎるとストレスが溜まり、結局リバウンドします。大事なのは、削ることではなく“使い方を整える”こと。食費が落とせないのは、あなたがダメだからじゃありません。生活リズムと習慣の問題です。だから、仕組みを変えれば必ず改善します。いきなり大きく変えなくていい。今日ひとつだけ行動を変える。それだけで、来月の家計は少し軽くなります。節約は我慢じゃない。

